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ブレインライティング法/BW法

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ブレインライティング法/BW法

ブレインライティング法/BW法とは?

ブレインライティング/BW法は、「ライティング」 の名称の通り、リレー形式でアイデアを書くことにより、アイディアを発展させていく手法。

ブレインストーミング (BS法) をベースに、635法をさらに改良した技法で、フランクフルトのバッテル記念研究所で開発された。635法の発展系なので、635法の特徴も同様に引き継いでいる。

635法の特徴

○ 発言したい人だけが発言するのではなく、参加メンバー全員に同程度の貢献を期待できる。

○ 地位や立場の違いなどに配慮して発言を控えるといったことを避けやすく、人前での発言が苦手な人でも積極的に参加しやすい。

○ 初対面の参加者間でアイディアを交わすような場合にも有効。

○ 口頭によるやり取りではなく、自分のアイディアを紙に書くため、他人のアイディアへの批判が起きない。

○ BS法に比べ、リーダーや書記の負担が軽減される。また、リーダーの経験の有無にも左右されにくい。

ブレインライティング/BW法のポイント

○ シートに記入しながらブレストする形であることから、発言力の差によるアイディアの偏りや、参加者間で相手に気遣って直接口に出して言いにくいといった心理面の障壁を避けることができ、全員にアイディアを出してもらいやすいメリットがある。(日本人向きな手法かも?)

○ 「継承」 「発展」 が原則。前の人が書いたアイディアを読んだ上で、それを継承・発展させて自分なりの新しいアイディアを付け加えていく。

○ 同じ一つのアイディアを、異なる人が異なる視点で検討し、育てていくといった 「発想の共同作業」 を目指す。

○ 以前の一連のアイディアが、それ以上発展のさせようがなく、かつ新たなアイディアを加える余地がない場合のみ、枠の境目に太い線を引いて、次の枠に別なアイディアをスタートさせてもよい。

ブレインライティング/BW法の進め方

参加人数
ストーマー : 原則 6名
※ リーダー (司会者) 及びタイムキーパーを他に 1名置いてもよいし、兼務でも可。

1. 会議の参加者にテーマを発表する。テーマはできるだけ具体的に設定しておく。

2. 人数分用意したブレインライティング用のシートを参加者全員に配布し、要領を説明する。

3. 参加者各自がそれぞれ、3つのアイディアを、5分間で用紙の一行目に記入する。

4. 5分経ったら、それぞれ用紙を隣に回して、他の人が書いたアイディアを継承・発展・補足させながら、3つのアイディアを二行目に新たに記入する。

5. 同様の手順を一巡するまで繰り返す。(5分×6回で30分)

ブレインライティング実施時のポイント

□ 大勢の場合は、6人ずつのグループに分けて実施する。

□ 始める前に注意を喚起する。「前の人のアイディアをよく読み、特に、最初のアイディアの趣旨を活かして、全員でそれを育てていくつもりで」 「絶対にブランクのままで隣に回さないこと」

□ 以前の一連のアイディアが、それ以上発展のさせようがなく、かつ新たなアイディアを加える余地もない場合のみ、枠の境目に太い線を引いて、次の枠に別なアイディアをスタートさせてもよいので、とにかく 3つは挙げる。

□ 終盤に向かうに従い、自ら発想しにくくなったり、他人のアイディアを読んだりするのに時間がかかりそうで、どうしても複数の人が空欄になってしまうような場合は、多少時間を延長しても構わないが、あくまで原則 5分で。時間をかければ良いアイディアが出るとは限らない。短時間集中して考えることで、とっさの閃きという利点を活かす。

□ 場合によっては、最初の一段目についてのみ、一連のアイディアのタネとなるものなので、多少時間を多めにして、じっくり考えさせても良い。

□ テーマによっては、30分 1ラウンドを、数ラウンド続けても良い。

□ 評価の簡便法として、各自の手元に残ったシートを各自に評価させ、最良の5つのアイデアを提出させる方法がある。

※ ブレインストーミング法の発展系のため、上記以外の手順やポイントは、ブレインストーミングの項の記載を参照。

ブレインライティング/BW法をベースにした発想支援ツール/アプリ

insight.PLANiDEA.jp
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