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欠点列挙法

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欠点列挙法

欠点列挙法とは?

商品やサービスなど対象の欠点/問題箇所/マイナス点に絞って列挙した中から、新しい商品やビジネスの形を模索していくやり方。GEの子会社ホットポイント社が開発した発想法。

欠点列挙→情報集約→原因追及→解決案の発案、という問題解決の基本ステップを踏んで情報を処理していく。

問題をクリアすることを徹底すると、本来の対象の枠組みを超えないと解決できないことがあり、その際、元の枠組みにこだわるならば、そこまでに収まってしまうが、それを打破しようとすると、改善・改良のレベルを超えることになる。

この意味で、活かし方によっては、欠点列挙法は単なる改善・改良のための技法には終わらない。

欠点列挙法の特徴

○ 欠点という具体的な克服目標なので、出てくるアイディアが現実的で常識的なものが多くなる。

○ 「欠点」 という切り口で、あえて 「問題化」 して問題点を掘り起こすということは、意識的にケチをつけることで、日常見逃している問題点を無理やり顕在化させ、その解決策を模索するということ。

欠点列挙法の進め方

1. 取り上げるテーマ決める。

2. 対象の欠点/弱点/短所など、徹底的に問題点を洗い出し、各自ラベルに書き出す。

3. ラベルを並べながら共通点を発見し、グループ化した上で、グループ毎にタイトル(標題)をつける。

4. 各グループ毎に、何が問題なのか、課題(解決すべき問題)を抽出後、1~2コの課題に絞り込む。

5. どのグループから取り組むか、優先順位をつける。(欠点の中で何が最も問題か)

6. 各グループ毎に、その課題はなぜ生じているのか、発生理由を具体的に列挙していく。

7. 発生理由をクリアする(防ぐ)にはどうしたらいいか解決策を検討する。

8. 出てきた解決策を、集約して採択案にまとめる。

9. 採択案を図解する。

欠点列挙法によるブレスト実施時のポイント

[手順 2] 欠点がどれだけ多角的に、幅広く洗い出せるかがポイント。通常の視点 / 立場のままではなく、身体の不自由な人/子供/外国人/女性/老人/左手使い/自営業者等々、意識的にいつもと別の視点から多角的に、通常では見えにくい/見えていないところまで洗い出す。また、「欠点」を、単に不都合な点に絞らずに、「~がほしい」「~してくれない」といった 『わがまま』 『願望』の類のものも潜在的な需要である可能性が高いので、含めて考慮してみる。

[手順 3] 異質なラベルを無理にどこかにまとめてしまわず、1枚でも独立したグループとして残すようにする。欠点の出し忘れ/出し落としかもしれないし、欠点の出し方が偏っていたのかもしれない。グルーピングに新しい分類基準を立てるようにする。単にきれいにまとめたり、ありふれた/既存の区分では、新しい「問題」の発見も新しい解決の発見も得られない。

[手順 6] 原因の掘り下げ方で、解決策としての 「新しさ」が決まる。

[手順 7] 解決策は多いほどいい。相互に矛盾したり、つじつまが合わなくてもかまわない。解決案を考えるとき重要なことは、欠点を新しい機能の追加という形で安易にカバーするのではなく、既存のものを変化させる方が良い。

[手順 8] このプロセスでは、矛盾する/全体にそぐわない、というだけで簡単に捨てないこと。あくまでアイデアをまとめてみるだけ。前提となる想定が固定観念になっているかもしれない。それをどうしたらクリアできるかを考えてみることが重要。この段階では、技術的/マーケット的/人的・組織的/資金的といった各種の制約条件を一旦括弧に入れて、とにかく自由な発想を展開してみること。

[手順 9] 採択案は1つとは限らない。(当面実現方法はないが)最も理想的なもの ⇔ (すぐにでも着手できる)最も現実的なもの の両極を検討。

一度の会議で全て終わらせようとせずに、欠点列挙の後、翌日辺りに、出てきた欠点をもとに、今度は 「改善についてのブレスト」 を改めて実施するのが望ましい。いろいろな欠点が結合したり、新しい別の角度からの連想ができるようになったりして、さらなる発展を期待できる。

insight.PLANiDEA.jp
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