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創造的な発想を支える思考

き残る者は、
最も力の強い者でもなく、
最も頭のいい者でもなく、
変化に対応できる者であ

チャールズ・ダーウィン 進化論


創造的な人のもつ人格特性として、下記のような傾向を挙げることができるものとされています。

  • 人間の非合理性を認め、前提として認識する
  • ユーモア (アソビ) の要素を取り入れる
  • 美的&論理的価値を共に考慮し、両者のバランスを重視する
  • 集団的行動に感心を持たない
  • 生活態度が独断的でない

創造的な思考能力をもともと持っている人だけが発想するのではなく、 創造的な思考パターンを習慣化させることで、ある程度鍛えていくことはできる。

・ 独創性を重視する
・ あいまいであることを認める
・ 楽観的 / 積極的
・ 変化 / 冒険を好む
・ [創造的破壊] 当たり前なことをあえて破壊・分解してみる
・ [処々の制約を無視] 全てを肯定的に 「できる」 ベースで考えてみる

創造性を支える前提となるこうした思考を、まず強く念頭に置いておくと同時に、 発想の機会を定期的に設けることを継続させ、発想の際の思考パターンを習慣化させることが大切。

こういったマインドをベースに、以下の知識や習慣が創造発想のために必要となる。

A : 創造的思考のメカニズムを理解する

創造的思考を理解するためにはまず、そのメカニズムを知っておく必要がある。
[→ こうした知識を獲得しておくことは、後述の Cでも役に立つ。]

創造的な思考プロセスのモデルとして、例えば、以下のものが有名である。

○ パースの三分論モデル
○ ワラスの四段階説
○ 川喜田のW型問題解決学
○ ブルーナー・市川亀久彌・デボノ・ヴェルトハイマー等の思考の二分論モデル

»»» 創造思考のメカニズム/プロセスモデル
»»» 創造的な発想を妨げるもの

B : 創造的思考の考え方や支援ツールを理解する

一般的な形で創造的思考の考え方を抽出すると、以下のようになる。

・ まず、発散思考でひたすら多くのアイディアを絞り出し、評価や取捨選択はあと回しにする
・ 連想を働かせ、知っているものとのアナロジーも意図的に活用する
・ 思い浮かべたことを、他者にもわかる形で外に出す (外化:externalization)
・ 外化した考えの編集作業を行う

こうした考え方を理解し、各種ツールによる経験を重ねることで、自分流に工夫・アレンジしていくことが重要。

»»» アイディア発想法 - 発想支援ツール各種

C : 創造的思考について メタ認知する

創造的思考をより効果的に行うためには、メタ認知的なモニタリングやコントロールの努力をすることが必要。これらの習慣を身につけていくことで、創造的思考力は飛躍的に増大する。

メタ認知的なモニタリング (思考の自己観察) - 自分の思考を対象化してモニターする

「まだ固定観念にとらわれているのではないか」
「今の考え自体、何かしらのことをベース(前提条件)として考えていないだろうか」
「今自分は創造発想のどの段階にいるのだろう」
→ 前述 Aの知識があれば、現在自分がどの段階にあるのかを知り、意識的に前に戻ったり次に進むことも可能になる。

メタ認知的なコントロール (思考の自己制御) - 自分の思考をコントロールする

「もっと違う観点/角度から問題をとらえ直してみよう」
「いったんこの問題から離れて、他のことを考えてみよう」

【考えるヒント】

1. どこに、どのような「未解決の問題」がありますか。
2. いまあなたの問題解決は、どの段階にありますか。
3. それぞれの段階におけるステップ・アップの方法がわかっていますか。
4. どのようにすれば、突破できそうですか。

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