• Font size:
  • Decrease
  • Reset
  • Increase

健康関連食品全体の市場規模推移 (2012年次~2014年次予測)

健康関連食品の市場規模推移

2012-2014年の 「健康関連食品」 全体の市場規模推移と 「健康関連食品」 における商品群 5分類について解説 (一部抜粋)。



2013年、大きな飛躍への助走に入った健康関連食品市場

2012年は、健康関連食品5分野すべてが、前年実績を上回りました。2011年の東日本大震災と福島第一原発事故の影響による実績減少の裏返しもありましたが、消費者の健康・予防意識やセルフメディケーション、安全・安心志向の高まりが追い風になりました。そして、2013年も、全般的にプラス基調が続いています。

また、同年6月に、安倍政権が閣議決定した 「規制改革実施計画」 は、一般健康食品の機能性表示を可能とする仕組みの整備に関する具体的な規制改革の6項目を盛り込んでいます。これにより、健康関連食品に対する "規制緩和" が推進されることになりました。

【 健康関連食品5分野の市場規模 (出荷額ベース) 】
健康関連食品5分野の市場規模

「健康関連食品」 の定義

本調査における 「健康関連食品」 とは、「健康食品」 「特別用途食品」 「特定保健用食品 (特保)」 「栄養機能食品」 「健康志向食品」 の 5分野 65品目を対象としています。

[本調査における健康関連食品の定義]

[健康食品]
生活者の保健・健康維持を目的とし、機能性を重視して開発された食品のことを指す。調査対象の範囲は、健康関連食品の普及活動を行っている㈶日本健康・栄養食品協会が定めたJHFA規格品をはじめ、現在、健康関連食品市場で販売されている65種類の健康素材を中心に用いた商品群である。商品形態は、原則的に、粒、カプセル、粉末、顆粒、エキスなど通常の食品と異なるものであるが、機能性を重視する飲料 (ドリンク、ティーバッグなど) なども一部含んでいる。

健康食品の市場規模~カテゴリ別の販売動向と流通シェア

[特別用途食品] ※特定保健用食品を 除く
健康増進法第26条に規定されている 「特別の用途に適する旨の表示」 を国が許可した食品。「特別の用途に適する旨の表示」 とは、乳児、幼児、妊産婦、病者などの発育または健康の保持もしくは回復の用に供することが適当な旨を医学的、栄養学的表現で記載し、かつ、用途を限定したものをいう。2009年4月1日から制度が改正された。

特定保健用食品 (トクホ)&特別用途食品の市場規模と商品動向

[特定保健用食品 (特保)]
国 (当時 : 厚生労働省) が創設した保健機能食品。食品ごとに国 (消費者庁) の許可または承認を受けなければならない。

特定保健用食品 (トクホ)&特別用途食品の市場規模と商品動向

[栄養機能食品]
国 (当時 : 厚生労働省)が創設した保健機能食品。1日当たりの摂取目安量に含まれる当該栄養成分量が上・下限値の範囲内にある必要があり、また栄養機能表示だけでなく注意喚起表示等も表示する必要がある。販売の際、国 (消費者庁) への許可申請や届出は不要。

栄養機能食品&健康志向食品の市場規模と商品動向

[健康志向食品]
食品・飲料の形状をした 「一般食品」 の中で、下記のような "健康的な特性" を有する製品のことをいう。
【栄養強化調整食品、有効菌利用食品、食物繊維配合食品、減(無)塩食品、低(無)糖食品、低(無)脂肪食品、無農薬・有機栽培原料使用食品、アレルギー対応食品】

栄養機能食品&健康志向食品の市場規模と商品動向

出典 : 『健康関連食品の現状と将来展望 2012-2014』

65品目に及ぶ健康食品の他、特定保健用食品(トクホ)/特別用途食品/栄養機能食品/健康志向食品を含む健康関連食品5分野の品目別市場規模・シェア推移、流通・販売動向、将来展望など徹底調査!

健康関連食品の現状と将来展望 2012-2014
  • 健康関連食品5分野の市場動向・商品開発動向をわかりやすく分析!
  • セールスポイント/流通チャネル/メーカーシェアごとにデータを細分化!
  • 2012年実績(対前年比も)/2013年見込/2014年予測値の検証!
  • 「健康食品」は65品目を網羅、「特定保健用食品」「健康志向食品」も!
  • 既存の調査データが少ない「特別用途食品」「栄養機能食品」も詳述!
  • 市場・需要トレンド/差別化策/方向性など、マーケ情報とヒント満載!
  • 1994年の発刊から通算13回目の調査実績!内容もより一層充実!
insight.PLANiDEA.jp
Featured