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健康食品の市場規模~カテゴリ別の販売動向と流通シェア

健康関連食品の市場規模推移

健康関連食品5分野のうち、「健康食品」 市場の分析結果から、市場規模推移とカテゴリ [品目別/機能別] の販売動向、流通チャネルにおける販売シェア動向を解説 (一部抜粋)。



健康食品の市場規模推移

2012年の健康食品市場は、消費者の健康・予防・セルフメディケーション志向の高まりを背景に、"復興" のペースが上がり (サプライチェーンの整備、積極的な広告宣伝・販売促進活動、新製品・リニューアル製品の増加、輸出の再開など)、市場規模は再びプラスに転じた (前年比3.9%増)。

2013年も市場は拡大傾向にある (前年比3.6%増見込)。年々増加を続ける高齢者に対応した "健康長寿産業" のメインとして健康食品産業が位置づけられるようになっているからである。そして、2014年もプラス基調が継続すると予想される。

「健康食品」&「健康関連食品」 5分類の定義はこちら

健康食品のカテゴリ [品目別/機能別] 販売動向

健康食品素材65品目別の販売高に関して、2012年から2014年の販売高が3年連続成長すると予想されるのは38品目 [青汁、グルコサミン、健康酢、ヒアルロン酸、ビタミンEなど]。逆に、3年連続マイナス成長と予想されるのは13品目である (ウコン、ビタミンC、プルーンエキス、プロポリス、ローヤルゼリーなど)。

健康食品の セールスポイント29項目別 (有用成分に期待される機能性) の販売高に関して、2012年から2014年の販売高が3年連続成長すると予想されるのは20項目 [栄養補給、滋養・強壮・疲労回復、ダイエット・肥満防止、美容・美肌等、関節症予防・改善など]。逆に、3年連続マイナス成長と予想されるのは1項目で、免疫賦活。

健康食品の流通チャネルにおける販売シェア動向

健康食品の流通チャネルは、通信販売や訪問販売などの無店舗ルートが 7割を超えている。通信販売は、2008年以降、成長基調が続いており、2009年には、販売高で訪問販売を追い抜き、健康食品市場の最大チャネルとして、市場を牽引している。近年、苦戦が続いている訪問販売は、2012年は、わずかではあるが前年実績をクリアし、2013年は徐々に復調しつつある。店舗ルートでは、ドラッグストアや調剤薬局などの薬局・薬店をはじめ、百貨店や健康・自然食品店が中心になっている。

【 健康関連食品 5分野の市場規模 (出荷額ベース) 】
健康関連食品5分野の市場規模

[本調査における健康関連食品の定義]

出典 : 『健康関連食品の現状と将来展望 2012-2014』

65品目に及ぶ健康食品の他、特定保健用食品(トクホ)/特別用途食品/栄養機能食品/健康志向食品を含む健康関連食品5分野の品目別市場規模・シェア推移、流通・販売動向、将来展望など徹底調査!

健康関連食品の現状と将来展望 2012-2014
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