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戦略フレームワークによる論理的思考法 ~ 戦略的な発想法



【戦略フレームワークによる論理的思考法/戦略的な発想法】 strategic thinking with strategy tools / strategy framework


経営戦略/マーケティング戦略における思考パターンは、「ロジカル・シンキング/論理的思考」 がベースにあります。

全体を抜け漏れなくカバーすると共に、要素間に重複なく同じレベル感で並置して検討されること (MECE)、また、それらの要素間においても論理矛盾が発生しないこと、など徹底したロジカル・シンキング (論理的思考) が求められます。

参考 : 「ロジカル・シンキング」 と 「ラテラル・シンキング」

戦略的発想におけるロジカル・シンキングと、アイディア発想法 (発散時) におけるラテラル・シンキングの基本的な思考パターンの違い。

【 ロジカル・シンキング 】
[垂直思考/論理的思考]
論理を積み重ねていくことで自らの考えを整理し、垂直方向に深堀して有用性を追求する。矛盾のない答えを導き出す。
※アイディア発想法の 「収束思考」 的な思考パターン
【 ラテラル・シンキング 】
[水平思考/直感的思考]
自由な発想で、水平方向に広がりを持って思考をめぐらすことで、革新的で新しい考えを生み出す。直感を大切にする。
※アイディア発想法の 「発散思考」 的な思考パターン

より詳しくは 【アイディア発想法】 参照 »»»

戦略フレームワークによる論理的思考法/戦略的な発想

MBA (経営学修士) で使用される 「戦略フレームワーク」 は、経営戦略やマーケティング戦略に関わる思考パターンを汎用的に定型化&共通言語化したものです。ビジネス上の課題を 「モレなくダブりなく」 全体を網羅しており、これらを活用することで意思決定の判断基準をスピーディーに導き出せることから、ビジネスのあらゆる分野で活用されています。

フレームワークという 「型」 にはめて各要素を検討しながら、段階的に全体像を浮き彫りにして可視化していく点で、チェックリスト法に代表されるアイディア発想法の 「強制連想法」 の一種ともいえます。

戦略フレームワークの代表例

経営戦略/マーケティング戦略における思考のフレームワークとして著名なものを取り上げます。
(ここでは戦略フレームワークについての解説や活用方法は割愛しております。リファレンスとしてご活用いただければ幸いです)

【 ベースにある思考パターン : ロジカルシンキング 】
- MECE
 : Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive
  相互に排他的な項目による完全な全体集合 「モレなくダブりなく」
- ピラミッド・ストラクチャ

【 市場 (外部) 環境分析 】
- PEST (外部要因) 分析
 : Politics 政治, Economics 経済, Society 社会, Technology 技術
- 3C 分析
 : Company 自社, Customer 顧客 (市場), Competitor 競合
 [4C / 5C]
 : 3C + Co-operator / Collaborators 協力者, Channel 流通, Context 背景/文脈
- Five Forces (5つの力/ファイブフォース) 分析
 : [内的要因] 買い手の交渉力, 競争企業間の敵対関係, 売り手(供給企業)の交渉力
 : [外的要因] 新規参入業者の脅威, 代替品の脅威
- SWOT (スウォット) 分析
 : Strengths 強み, Weaknesses 弱み, Opportunities 機会, Threats 脅威
- TOWS (トゥーズ) マトリクス
 : S×O戦略, S×T戦略, W×O戦略, W×T戦略
- 4P / 4C マーケティングミックス
 : [4P] Product 製品, Pricing 価格, Place 流通, Promotion 販売促進
 : [4C] Customer value 顧客にとっての価値, Cost to the Customer 顧客の負担, Convenience 入手利便性, Communication コミュニケーション
- STP モデル
 : Segmentation, Targeting and Positioning

- 競争戦略
 : 差別化戦略/コストリーダーシップ戦略/集中化戦略
- アンゾフの製品・市場(成長)マトリクス
 : 市場開発/市場浸透/多角化/製品開発
- 競争地位別戦略
 : リーダー/チャレンジャー/ニッチャー/フォロワー
- McKinsey 7s 分析
 : [ソフト面の4S] Shared value 共通の価値観・理念, Style 経営スタイル・社風, Staff 人材, Skill スキル・能力
 : [ハード面の3S] Strategy 戦略, Structure 組織構造, System システム・制度

- イノベーター理論
 : Innovators 革新者, Early Adopters 初期採用者, Early Majority 前期追随者, Late Majority / Followers 後期追随者, Laggards 遅滞者
 * Innovators 2.5%, Early Adopters 13.5%, Early Majority 34.0%, Late Majority / Followers 34.0%, Laggards 16.0%
 ≫ キャズム理論 Chasm : Innovators (2.5%) + Early Adopters (13.5%) = 普及率16%の溝 (壁)

【 PPM / プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント 】
- BCG マトリクス
 : 問題児 Question mark, 花形 Star, 金のなる木 Cash cow, 負け犬 Dog
 : [分析軸] 軸市場成長率×市場シェア
- GE-McKinsey マトリクス GE Business Screen / 9 CellPlanning Grid
 : [分析軸] 業界の魅力度×自社の強み
- PLC / プロダクトライフサイクル分析
 : 導入期, 成長期, 成熟期, 衰退期

【 内部環境 (自社) 分析 】
- VC / バリューチェーン分析
 : [主活動] 購買物流, 製造, 出荷物流, 販売・マーケティング, サービス
 : [支援活動] 全般管理, 人事・労務管理, 技術管理, 調達活動
- RBV / リソースベースドビュー
 : 経営(内部)資源=ケイパビリティ, コア・コンピタンス
- VRIO 分析
 : Value 経済価値, Rarity/Rareness 希少性, Imitability 模倣可能性/困難度, Organization 組織力
- 経営(内部)資源分析
 : [有形資源] ヒト, モノ, カネ (財務資本, 物的資本, 人的資本)
 : [無形資源] 情報, 技術力, ブランド力, 知的財産権, 組織文化 (組織資本)...etc.

- ビジネスモデル・キャンバス
 : 4つの領域 【顧客、価値提案、インフラ、資金】 をカバーする9つの構築ブロック (以下) で構成
 [CS] Customer Segments 顧客セグメント
 [VP] Value Propositions 価値提案
 [CH] Channels チャネル
 [CR] Customer Relationships 顧客との関係
 [R$] Revenue Streams 収入の流れ
 [KR] Key Resources リソース
 [KA] Key Activities 主要活動
 [KP] Key Partners パートナー
 [C$] Cost Structure コスト構造
- リーン・キャンバス

【 消費者行動分析・プロセスモデル 】
- AIDA
 : Attention 注意 - Interest 関心 - Desire 欲求 - Action (購買) 行動
- AIDMA
 : Attention 注意 - Interest 関心 - Desire 欲求 - Memory 記憶 - Action (購買) 行動
 : Attention 注意 - Interest 関心 - Desire 欲求 - Motive 動機 - Action (購買) 行動
- AIDCA
 : Attention 注意 - Interest 関心 - Desire 欲求 - Conviction 確信 - Action (購買) 行動
- AMTUL
 : Awareness 気づき/意識/認知 - Memory 記憶 - Trial Use 試用/接触 - Usage 利用経験~日常使用 - Loyalty 固定使用~ファン化

【 ネット時代の消費者購買行動分析・プロセスモデル 】
- AISAS
 : Attention 注意 - Interest 関心 - Search 検索 - Action (購買) 行動 - Share 共有/評価
- SIPS
 : Sympathize 共感 - Identify 確認 - Participate 参加 - Share & Spread 共有・拡散

【 プロセス検証モデル 】
- PDCA : Plan - Do - Check - Action

【 その他 (参考) 】
- 5W1H : Who, What, When, Where, Why, How 誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように
- 5W3H : + How many, How much どれくらい、いくらで
- 6W3H : + Whom 誰に

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