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等価変換法/ET理論

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等価変換法・等価変換理論/ET : Equivalent Transformation Theory

等価変換法とは?

異なる二つのものの間に等価的なもの (共通点や類似点) を見つけ出し、それを手がかりとして、思考の流れを転換させることにり、飛躍的なアイデアの発想を得ようとする手法。

等価変換法の特徴

関連性のないものに、半ば無理矢理にでも共通点や類似点を見出すことで、全く切り口を変えた発想の転換を誘発しやすくなる。

例えば、「クモの巣」 と 「小売店」 とは、一見何の関係もないが、ここで、クモの巣と小売店との共通点や類似点など等価的なものを考えながら、クモの巣の特性を挙げてみる。

・獲物が向こうから来るのを待つ。
・立地によって収獲が左右される。
・エサが大きすぎても小さすぎてもいけない。
・ときどき張り替えが必要である。

このようなクモの巣の特性の中から、小売店の経営に役立つヒントを編み出していくわけである。

このやり方は、わが国に昔から伝わる 「なぞなぞ」 によく似ている。
「ケチなダンナとかけて、春の夕日と解く。その心は、クレソウデクレナイ」 とか、「破れ障子とかけて、ウグイスと解く。その心は、ハルヲマツ」 といった例では、一見、関連性のない二つの事柄の間に等価的なものを見出し、思考の変換を行なっていると言えよう。

insight.PLANiDEA.jp
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